働きバチの仕事といえば、誰でもが花の蜜を集めることを思い浮かべることでしょう。
しかし、花粉集めも働きバチの大きな役目です。
でもこうした仕事は、働きバチ全員で行っているわけではありません。働きバチの寿命は短く、わずか1か月ほどですが、そのハチの中でも、いわばベテランの部類が担当しているのです。新人のうちは巣の中にいて、その他のいろいろな仕事をしています。それらの役目を終えたのち、巣の外へと飛び立っていくのです。
 
ミツバチが私たちに与えてくれる恵みの源

  • ハチミツ 
  • ローヤルゼリー 
  • プロポリス 
  • 蜂ロウ

 
女王バチは毎日毎日、自分の体重に相当する2000個ほどの卵を産み続けますが、この驚くべきパワーの源となているのがローヤルゼリーです。
女王バチはローヤルゼリーーしか食べません。また、ローヤルゼリーを与えられた幼虫だけが女王バチとなれます。
この不思議な力を持ったローヤルゼリーは、若い働きバチの体内で蜜とビーポーレンから合成され、頭部の分泌腺から分泌されます。
 
このように、ビーポーレンはミツバチの生活にとって絶対に欠かせない食料です、
巣の中には、ビーポーレンが保存食としてたくさん蓄えられています。
 

石川康子「アレルギー疾患の緩和にビーポーレン」」(ふるさと文庫、2007年)


石川康子 著者
 
●プロフィール
1958年生まれ。
獨協大学外国学部ドイツ語学科卒業。東京都立大学人文科学部独文学卒業。東京都立大学大学院人文科修士終了。東京農業大学大学院農学研究科博士課程を経て、順天堂大学大学院医学研究科免疫教室卒業。
研究テーマは機能性食品、食品免疫学。